皆さんはにんにくを食べる時、どんなやりかたで調理していますか?
切って焼いたり、丸ごと蒸したり、オイル焼きにしたり・・方法はいろいろ有りますよね。
でも食べた後の臭い残りは覚悟しなければなりません。もっと臭いが残らない調理法ってないのかなぁ・・とお悩みのあなた、あります!臭いを抑える裏技調理法。
それが「レンジでチン!」とっても簡単で、手軽ににんにくの臭いを減らすことができそうだから、やってみる価値はありそうです。
レンジでチンするだけで、臭い残りが減るなんて、ちょっと疑わしいですよね。今回はにんにくの臭いを抑えて食べる裏技「レンジでチン」は嘘か誠か、
レンジでチンの詳しい手順、レンジでチン後のにんにくの美味しい食べ方などご紹介していきたいと思います。まずはにんにくをレンジでチンする際の手順から見ていきましょう!
にんにくの食べ方の裏技!レンジを使う方法
難しく考えることは一切ありません。とっても簡単にレンジ調理はできます。
にんにく料理をする際にこのひと手間「レンジでチン」を加えてみましょう。
にんにくのレンジ調理手順
(1)にんにくの外側の皮をむく。(使う個数、食べたい分だけ)薄皮はついたままでも 大丈夫です。
(2)それぞれ1個ずつラップでまく
(3)1片につき500W(ワット)で20秒加熱する
もし、「丸ごと1個調理したい」という場合は薄皮をつけたまま丸ごとラップに包んで、 500wで90秒から120秒チンすると大丈夫です。
この秒数ではにんにくは温まっているものの、まだ食べられる状態ではないので、あくまで「下処理」と考えてくださいね!
器具も使わず、ラップだけでよいので洗い物も出ないなんて、すごく便利な下処理方法です よね!
こんなに簡単だと、レンジでチンすることにより、においが抑えられるというのは本当なのか?という疑問がやっぱり残ります・・。なぜ臭いが消えると言われているのか?臭いが消えるメカニズムを次で見ていきましょう!
にんにくをレンチンするとにおいは消えるの?
「完全には消えません」が、大幅に臭いを抑えることができます!臭いが元々気にならない人には臭いが消えた!と感じられるかもしれません。感じ方が人それぞれなので、ここでは 完全に消えない、と言っておきますね。
どうして、レンジ調理するとにんにくのにおいが消えるのか。それはレンジ調理の「加熱」に理由があります。
もともと、にんにくがなぜ臭うのかというと生にんにくの成分の中に「アリイン」という成分があるのですが、生で切ったり、潰したりすることでこのアリインが壊され「アリシン」という成分へ変化します。
このアリシンが臭いの元になります。アリシンに含まれる「アリナーゼ」という酵素は 熱に弱く、加熱で分解されてしまうので、この酵素を先に加熱で壊しておけば臭いは発生しない、というメカニズムになっています。
にんにくを生の状態から調理すると、アリナーゼが沢山発生して、臭くなってしまうのですね~。
加熱方法にレンジ調理がいいとされるのは、「中までしっかり素早く熱が通る」から。
焼いたり蒸したりは、外側から内側へ熱がゆっくりと通っていくのですが、時間がかかるうえに、しっかりと熱が通らずに、生の状態が残る場合もあります。
それだとにんにくの臭い成分が生きたままの状態になってしまいますよね。レンジ加熱は電磁波をつかっているので、 食品の水分を電磁波で振動させてその摩擦により水分を熱します。
そのためすごく短い時間で、完全ににんにく全体に熱を通すことができます。レンジ調理はにんにくの臭いを消すのに本当に有効なのですね!
臭いが抑えられるのならば、思いっきりにんにくを楽しみたい。そんな方へおすすめなのが
「揚げにんにく」!レンジでチンしたにんにくを揚げて調理する方法を見ていきましょう!
レンチンにんにくを揚げる方法
レンジでチンしたにんにくは、にんにくを生で揚げる時よりも揚げ時間が短縮されて、 においも気にならず、油はねも気にすることなく調理することができます。詳しいレシピをご紹介します。
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レンジで時短!ニンニク揚げ クックパッド
ほくほく!にんにくの丸揚げ クックパッド
揚げにんにくをお醤油につけて、「にんにく醤油」を作るレシピもありました!
素揚げにんにくのお醤油漬け クックパッド
まとめ
にんにくを食べる時に臭いが気になる方はまず「レンジでチン」のひと手間を加えることで とても簡単に臭いを抑えることが出来ます。
すぐに熱が通って次の調理の時短にもつながりますし、すごくおススメです。元気がないときや、活力をつけたいとき、にんにく料理がどうしても食べたいときに是非、レンジでチンした臭わないにんにくを使って、にんにく料理にチャレンジしてみてくださいね!
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