サーモン、鮭、 シャケ、それぞれの呼び名の違いをピンポイント解説!

グルメ

秋はサケがとても美味しい季節ですね。ところでこのサケ、名前がサーモンだったり、その他、鮭やシャケだったり。

どれも同じ種類の魚に、どうしてこれほど違う呼び名が存在するのか、不思議に思ったことはありませんか。

味や風味がほんの少し違っている、産地が違うなど、いろいろと理由は考えられそうですね。呼び名がそれぞれ違う表現になった、魚たちの名前の由来を見ていきましょう。

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●鮭(サケ)とシャケの呼び方の違いとは?

サケもシャケも呼び方のニュアンスに違いはありますが、読み方はどちらでもよいというのが一般的です。どちらの方も分類としては、サケ目サケ科に属しています。

なぜ呼び方が2種類あるのかについては、さまざまな説が存在していました。現在、一番有力とされている方言説や、その他の説についてもみていきましょう。

・江戸弁

読み方の違いについて、有名な説の一つが方言説です。
昔、日本の関東で広く使われていた地方言語に江戸弁という方言があります。
江戸弁の特徴として、「サ行」をうまく発音できなかったため、訛りのような発音になりました。
そのため「サケ」が「シャケ」のように聞こえて、現代に至ったとされています。
ただしこの読み方は、訛があったとされる関東だけにとどまらず、日本各所で発見されているようです。

・アイヌ弁

これも、方言説の一つに数えられています。アイヌ語の場合は、「サ行」の中の発音「サ」と、
よう音のまじった「シャ」をハッキリと区別していないといったところに特徴があります。

そこから転じて「シャケ」、「サケ」とどとらの読み方も広まっていき、それが名残となって、
現在でも2通りの呼び名で呼ばれているという説です。

・状態を区別するため

魚をとってきて調理するまでの間に、そのシチュエーション別の呼び名があれば、人に伝えるとき非常に便利な場合があります。

これは、その時の状況を考えて、考え出されたとされています。つまり、生きた状態のものを「サケ」と呼び、火を通すなど調理された状態のものを「シャケ」と呼ぶようになったとされる説です。

どれも、信憑性のあるような話ですね。
江戸時代初期から明治にかけて刊行された辞書によると、「サケ」が主流で「シャケ」は「サケの訛った読み方」という記述も発見されていました。
そんなに古くから、読み方についての詳しい考察があったというのには驚きです。

●鮭とサーモンの違いとは?

鮭もサーモンも、よく見聞きする呼び名ですよね。店頭でもよく見かける焼き魚に調理された状態のものが鮭、お寿司屋さんでよく見かける生の状態のものがサーモン、それぞれ場所によって、見かける頻度が違っているようです。
どちらも同じ魚なのですが、国別で呼び名がそれぞれ違っていました。

・鮭…日本名です。

国内の漁場でよく見かけるものが、この鮭です。日本食で、とても人気のある刺し身や握り寿司ですが、鮭は生食で食べられることは、ほとんどありません。焼き魚にすると、とても美味しい魚です。

・サーモン…一般的には英名です。

日本でよく流通しているものは「トラウトサーモン」と呼ばれている魚です。
サーモンは、ほとんどが輸入品で、日本国内の漁場では姿を見かけることはありません。
刺し身や、握り寿司でよく使用されるものが、この魚になります。

※食べかたの注意点について…
鮭は、寄生虫の心配があるため、生での調理は衛生的にはよくありません。
焼き魚が、おすすめです。
サーモンは、養殖であるため、寄生虫の心配がなく、お刺身や握り寿司に向いています。

お寿司屋さんでは、トロを注文するとき「トロ鮭」とは呼ばずに、
「トロサーモン」と呼んだほうが、確かにしっくり来るような感じがしますね。
日本食のお寿司に、英名がついているのは面白いです。

●キングサーモンとトラウトサーモンの違いとは?

どちらも名前の最後に「サーモン」とついているので、輸入品なのだろうというのは、予想がつきます。
名前だけではっきりと区別は難しいけれど、サイズで見分ける簡単な方法があります。また、生活場所もそれぞれ違いがあるので見ていきましょう。

・キングサーモン

名前に「キング」といついている通り、とても大きな魚です。一般的なサーモンのサイズが50センチから60センチ位であるのに対して、約3倍ほどおおきく、迫力があります。

キングサーモンは雑食なため、このように大きく育った可能性もあります。日本古来の呼び方に「マスノスケ」という名前が存在しています。

聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。鮭は昔からよく日本国内でも獲れていたので、キングサーモンは鮭の仲間ではないかとも考えられています。

国内で販売されているキングサーモンは、ほとんどのものが輸入品です。

あまりにサイズが大型なものになると、味や風味といった点で、他のものと劣ってしまいそうですが、キングサーモンは、脂がよく乗っていて、とても美味しいです。

同じくらいサイズが大きなものにアトランティックサーモンがあります。どちらの魚も、大人になるに連れて、海に降りていきます。

・トラウトサーモン

一般的なサイズで、大きさは約50センチから60センチです。品種改良したニジマスを、海水で養殖したものになります。ニジマスは、一生を淡水で過ごします。

海にいた鮭と、川にいたマスが合わさって「トラウトサーモン」と呼ばれるようになりました。
トラウトサーモンは、大人になるに連れて、川など淡水で過ごします。

これまで、サーモンと鮭の違いについてみてきましたが、そろそろサーモンのお刺身なんかが食べたくなってきた頃ですね。

楽天で見つけました。ものすごい脂のノリの、大トロサーモンの紹介です。とろける旨さの大トロサーモンは、刺身でよし、握りでよし、サーモンいくら丼でも美味しいです。

また、炙って脂を落としてから食べても格別です。今回は、たっぷり1キロで解凍するだけで、簡単に食べられます。お子様も大好きなサーモン、この機会にどうぞ!

まとめ

●どれも美味しい魚たちだった!
呼び名や、育った環境がそれぞれ違っても、どれも美味しい魚たちであることには変わりありません。
いままで、なんとなく呼び名を使い分けていたけれど、本来の正しい呼び名を知ることで、魚本来の味にも詳しくなったような気がしてしまいます。

これからは、魚を買いに行ったとき、名前の由来に思いを馳せてみてください。
これまでは気が付かなかった、魚たちのドラマが浮かび上がって、ご家庭での調理にも一層熱が入ります。
味もこれまでとは違って、奥深いものになること間違いなしです。

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