サラダ油って中身はなんの油なのか知ってましたか?普段なにげに使っているサラダ油ですが、なんの油かなんて考えませんよね。
サラダ油にはいくつかの決まりがありました。そのサラダ油の定義についてわかりやすく解説して見たいと思います。
また、なぜサラダ油という名前になったのかについても調べて見ましたので、この後一緒に見ていきましょう。
サラダ油はなんの油なのか?
サラダ油の定義については、日本農林規格で決められています。基本的には2種類以上の原料の油を調合したものをサラダ油と呼んでいます。
また、低温で数時間おいても固まらないということも決められています。例えば、0度で5時間ぐらいおいても凝固しないというような決まりがあります。
サラダ油になる2種類以上の油の原料ですが以下の通りです。
- 菜種
- 大豆
- ゴマ
- トウモロコシ
- ひまわりの種
- 紅花(サフラワー)
- 綿実
- 米
- ぶどう(グレープシード)
これらの油を2種類以上混ぜたものをサラダ油と呼んでいます。比較的スーパーなどで安く売っているサラダ油は菜種油と大豆油を混ぜたものが多いです。
この2種類が原料が安いのと、味や香りに個性が少なくてすっきりとした味なので、使われることが多いです。
ごま油や綿実油は原材料が高いのと、個性的な香りが強いので、普段使いの料理には向いていません。
ごま油などは、中華料理でよく使いますが、最後の香り付けに使ったりしますね。
なぜサラダ油と言うのか?
サラダと言う言葉の語源ですが、ラテン語のsal(サル)意味は塩やsalare(サラーレ)意味は塩を加える、などからきています。
古代ギリシアでは、生野菜に塩をかけて食べていたので、「サル」や「サラーレ」から「サラダ」と言う言葉ができたようです。
江戸時代の頃の日本では、野菜を生で食べる習慣がありませんでした。その後明治時代になって西洋の文化が入ってくると、一部の貴族などが生で野菜を食べていました。
サラダ油ができたのは「日清オイリオ」が「日清サラダ油」という商品を販売したことがきっかけです。
大正時代になると西洋から生野菜に油をかけて食べることが伝わってきました。そこで、日清オイリオが研究をして、大正13年に「日清サラダ油」という商品を開発し発売したのです。
日本で一般的に生野菜に油をかけて食べると言うことが広まったのは、戦後のことです。それまでは、いちぶの人しか食べていませんでした。
サラダ油とキャノーラ油の違いとは?
サラダ油に似ている油でキャノーラ油がありますが、違いはなんなのでしょうか?
キャノーラ油とは、菜種油の中の種類です。主にカナダで生産されて輸入されます。品質や値段的にもサラダ油と同じですね。
カナダのキャノーラ油は遺伝子組み換えの菜種を使っています。遺伝子組み換えが嫌いな方は、キャノーラ油は避けたほうがいいでしょう。
日本産の菜種油は遺伝子組み換えではないので、安心です。しかし、値段が少しだけ高くなるので、体にはいいけど迷いますよね。こちらの菜種油は、1250gで1069円(税込)送料648円ですので、少し高いです。
それに比べて、日清のキャノーラ油だったら約半分の値段で変えますね。1300gで538円(税込)送料648円です。体の健康をとるか、お金をとるかの判断は自分で決めるしかありませんね。
まとめ
サラダ油はなんなのかについて見てきましたが、2種類以上の油が混ざっていたのですね。現在では、一般的に家庭で料理に使うのはサラダ油が多いようです。
しかし、最近ではダイエットブームや健康ブームでいろんな油が注目されていますね。
例えば、オリーブオイルダイエットなどは流行りました。エクストラバージンオリーブオイルはたくさんの栄養効果やダイエット効果があるので、今でも人気ですね。
えごま油やグレープシード油なども健康にいいので、人気があります。人間の体にとって油って必要だし大事なので、本当にいいものを選びたいです。
確かに値段は高くなりますが、病気になって初めて気づくものです。健康がありがたいってことに。決めるのはあなたです。
例えば、こちらのえごま油などはめっちゃ高いです。185mlで1980円(税込、送料込)と言うサラダ油からしたらかなり高いですね。しかし、商品ページを見てみると解説がありますが、かなり美容と健康にはいいオイルです。一度つかってみませんか?
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